■第ニ章 実験方法

1) 恒温槽に水を入れ、25℃に調節する。

2) 大型試験管に安息香酸を約1.5gとり、これに50mlの蒸留水を入れて恒温槽にセットする。

3) 図のようにかき混ぜ棒のモーターをセットし固定する。約1時間かき混ぜて溶解させる。

 

図1 大型試験管での溶解実験装置と脱脂綿付きのピペット

                     (文献より引用) 

4) ろ過球(脱脂綿)付きのピペットを用いて10mlの水溶液をサンプリングする。

5) 水溶液を三角フラスコに移し、溶解した安息香酸を0.25N-NaOHで滴定する。滴定は3回行う。

6) 次に、恒温槽の温度を35、45℃に調整し、上と同じ操作を繰り返して、各温度における溶解度を測定する。