☆実験18☆
電位差滴定
【目的と理論】
・電位差滴定で求まる量。
それは水素イオン濃度でも活量でもない。
pHの定義はセルの起電力による。

[電位差滴定の原理]
・指示電極
・基準電極
・試料溶液
この3種より電池を作成。
起電力を測定するのが原理である。
・基準電極の電位

一定で変化しない。
・起電力の変化

指示電極の電位に左右する。 参照電極 ||H+ (xM) |H2,Pt
このセルと電位とpHの関係
E=Eref+0.059pH
上式には液間電位差の項Ejがある。
Ejは小さくできるが0にはならない。
E=Eref+0.059pH+Ej
Eref+Ej=K とおくと
E=K+0.059pH
となる。
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